「自分の看護を語る」教育サポーターとの対話から学ぶこと
私たちは、臨床での貴重な経験を・・・毎日の忙しさを理由に、振り返ることさえ忘れがちです。
心に残る看護体験を教育サポーターと対話しながら振り返り、その経験の意味や看護の本質についてしっかりと自分の言葉で語る力(看護の概念化)を育てています。
当看護部では、「ちょこカフェ」がそのような場所です。気軽にちょこっと立ち寄り、お茶やお菓子をいただきながら、看護について対話する。宝物となる経験を振り返る力は、看護者として、人としての感性を磨くことにも繋がります。それをサポートするのが教育サポーターです。教育サポーターは、相談者のプライバシーを尊重します。安心していろいろなことを話し合うことができます。
年間面接スケジュールを組み、看護科長が勤務上の配慮をし、1人60〜90分間、教育サポーターと面談ができる時間を確保しています。
対象者 | 内容 |
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新入職者 | ストレスマネージメント及び適応支援(入職3ヶ月・8ヶ月の年2回) |
フレッシュパートナー (サポーター) |
新人指導に関わるいろいろな場面の振り返りを通して、教育/指導観の概念化を図る |
卒後2年目看護師 | 「臨床看護実践の振り返り」を概念化プロセスでたどり、看護観の概念化を図る |
中堅看護師 | 「臨床看護実践の振り返り」を概念化プロセスでたどり、看護観の概念化を図る |
看護管理者 (科長・係長・主任) |
管理領域の概念化 |